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何処にも属せない寂しさ

最近いつも頭から離れぬ後悔。

 

「何処にも属せない寂しさ」

自分の抱えるこの感情はなんなんだろうといろいろ模索した時、

ふとこんな言葉にぶつかって、ああこれだと思った。

 

形式上はいろんなところに所属しているけれど、

そこで私は一員として存在していると言えるのか。

 

 

サークルの話です。

 

私は人とコミュニケーションを取るのが苦手です。

人と話すのが怖い。特に集団で。

聞き取ってもらえなかったらどうしよう。

理解してもらえなかったらどうしよう。

途中でつっかえたり上手く発音できなかったりしたら。

誰かと発言するタイミングが被ってしまったら。

「話したいこと」はあるのに、「話す」という行為に恐怖を感じることが多い。

私の声は、周りの音に溶けやすい声質で、注意して張らないと通らないんです。

あとラ行とか濁点系とか、他にも組み合わせはいろいろあるのですが、

苦手な音が多い。

自分でも克服しなきゃなとは思っています。

 

性格的にも、人見知りがこれでもかって位激しいです。

心を開くまでに普通の人の比じゃない時間がかかります。

 

そんな人間なので、ことあるごとに後悔してきました。

小学校の吹奏楽の時は6年生になってやっと馴染めて、

(っていうか5年生まで先輩にいじめられてたからそれは仕方ないかな。)

もっと早く馴染めてればもっと楽しく過ごせたのにと思いました。

中高は5年間同じ部活にいたのですが、

普通にまわりの人と話ができるようになるまで、2年以上かかりました。

半分以上過ぎて、何でもっと皆と仲良くしてこなかったんだろうと後悔しました。

 

で大学。

未だに心を開けない。

同輩たちは皆本当にいい人たちで、本当に良い代に入ったなと度々思います。

最近本当に思う。

何でもっと皆と遊んだりどうでもいいこと話したりしてこなかったんだろう。

 

サークルに入った時期が皆より少し遅かった。

制服持っていなかったから制服ディズニーにも行けなかった。

お酒が飲めないから飲み会とかにも参加できない誘われない。

合宿の部屋で皆が遊んでいる間、ことごとくスタジオで話題についていけない。

・・・うん。

基本的に、私のいないところでいろいろ皆楽しんでて、

その話題に入れないっていうことは、確かに多かったです。

例えば「合宿の部屋で流行ったあのゲーム、面白かったよね」って聞かれても、

「ごめん。スタジオだったからわからない。」で会話を終わらせてしまう。

そこで「どんなことしてたの?」って聞き返すコミュニケーション能力が必要だったんですよね。

 

1年の誕生日の寄せ書きをもらった時に、中を開いたら空白が多くて、

しかも書いてあることがほぼ皆「ドラムが上手い」って内容で

褒められるのは確かに嬉しいけど、もっと内面をみてほしいなと思いました。

2年になって同じようにもらった時、裏面までメッセージで埋められていてとても嬉しかったです。でもやっぱり技術面の話が多い。

 

溜まり場とかで、私と誰かが偶然2人とかになっちゃった時とか、

相手の気まずい気持ちが手に取るようにわかってしまう。

 

サークル員として活動しているのに、

そこには属していないかのような寂しさ。

 

「神」って呼ばれるのだって、他の人みたいに呼び捨てで呼ぶ人が少ないのだって、

ネガティブにもポジティブにも属さないのだって、

結局は私が他人から見てわからなくて扱いにくい存在だから。

 

自分が1番それを良くわかっているのに。

変わらなければいけないってわかっているのに。

 

 

もっと皆と仲良くしたい、ちゃんと素で向き合いたい、

今のままじゃそれが出来ていないということに気が付いたときには

もう3年生で、引退まであと半年ちょっとしかなくて。

ものすごく後悔してます。

結局ずっと変われなくて壁を作っていたのは私の方だったんだな。

いろんな理由をつけて、自分の中に閉じこもって内面を隠し続けてきたのは

私の方だった。

自分を開示しないのに相手にわかってもらいたいなんて、都合が良すぎるんです。

どれもこれも、気づくのが遅すぎた。

 

 

でも、遅すぎたからいいやなんて言ってられないから、

出来る範囲で自分でアクションを起こさなくては。

と思って、新歓活動に精を出した次第です。

皆がいるところに自分も突っ込めば、コミュニケーションを取らざるを得ないから。

特に新歓なんてまさしくそうですよね、

皆で協力して勧誘したり食事会を開いたりしなくてはいけないので。

 

おかげでここ数日は今までより話ができました。

振り返ってみると、サークルでは本当に、楽器人員としての仕事しか果たしてこなかったなと思いました。

 

吹奏楽出身ということもあって、私は音楽については結構実力主義的な考え方をしてしまう面があります。

曲の完成度>楽しさという不等式。

でも大学でこのサークルに入って、初めて演奏中に自然に笑うことができました。

その時、私は「音楽を楽しむ」ことを忘れがちだったんだなと気付いたんです。

いつも前だけ向いて上だけ目指してやっている吹奏楽部のようなマインドも大事だけれど、それだけではいけない。

楽しさを重視するところがあってもいいんだということ。

楽しむことが大事だってこと、

それを今のサークルで教わりました。

これ、音楽をやる上でとても、というか1番大事なことだと思うんです!

 

そんなことを教えてくれたこのサークルに恩返しがしたい。

そう強く思いました。

 

これからの半年間、またいろいろ悩みながら頑張りたいと思います。